2010年10月14日

画期的!マンガをつくるソフト「コミPo!」

(別のところで書いた記事の転載ですら)

コンピュータでマンガが描けるソフトといえば、
効果線やスクリーントーン貼付を加工する程度の補助的な役割を担うものばかりだったのですが
今度出る「コミPo!」というソフトは、コマワリをテンプレートから選び
3Dモデルのキャラクター、吹き出し、背景(これも3Dデータ)、効果線などを配置してコマ内に納めるだけで
ものの数十分で1ページが完成するという、夢のようなものです。

これに関しては「たけくまメモ」の記事がくわしいですね。

僕自身、以前はそのようなものを描いて投稿してたりもしてたんですが、30ページかくのに3ケ月かかっていました。
編集者の人に、自分の筆が遅いのを相談すると「描き溜めておいて集中連載もできるし、月刊誌もあるから大丈夫」などといっておられました。
そういうことを考えると、このソフトは凄いですね。机がたくさんある教室の背景をいろんな角度から描写出来るのなんてホレボレします。
しかしそれ以上に凄いのがキャラのデータです。
3Dの画像を平面的に描写する技術は初期のPoserでもありましたが、海外のソフトですからやたらアメコミ調のラインであったり、シルクスクリーンのような仕上がりでしたね。絵に動きがない。その点では、これはまさに日本人の考えた日本のマンガのためのソフトです。

ただし、この最新ソフトにも問題が。
開発の中心となっている田中圭一というマンガ家さんは「手塚治虫そっくりのタッチで成人マンガを描く」ので有名な人です。
このソフトの中には勿論彼の絵を元にしたキャラクターデータも入っています。
そこで、手塚治虫の遺族側が「素人達に手塚キャラでエロマンガをかかれたらかなわんわい」と東京地裁にソフトの販売差し止めを求める仮処分申請と損害賠償を求めて訴え出たそうです。
(おそらく、田中キャラデータだけを抜くことで成立すると思いますが...)
いずれにしろ、だれでもマンガがかける時代になってきました。
しかし多くの作品は、ただの「お人形遊び」や「アニパロ」程度のものになると予想されます。本当の才能がある人は、同じボールペンでもいい絵を描くもんです。

日本は世界の漫画界のメッカのようになっていますので、日本においてマンガのベストセラー一位になるということは
世界の漫画界で一位になるということです!(どこかの少女漫画のような台詞だな)
雑誌という形態が下降の一途をたどる今日において、こういうソフトがきっかけで
もしかしておたくの近所の小学生が世界のベストセラー作家になっているやもしれませんね。

え?僕ですか?!もちろんさわってみたいですよ、このソフト。
けど最近は時間のかかるマンガより、アクリル絵の具でラクガキするほうに凝ってます。
絵と機械は離す方向、アナログ指向ですわ。わははは。
posted by tom at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 他人のふんどし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック