2013年02月28日

「喝采」にあらためて感心する

朝のラジオでちあきなおみの「喝采」が流れたとき
子供が「この歌なんで売れたん?人死ぬ歌やし」と言った。
親は思わず「この凄さがわからんか?」と言ってしまったが
後で考えると子供にはわからんかも知れない。
で、どこがどう凄いのかを分かりやすくするためにあらためて考えてみた。

この歌は、メッセージが直接歌詞として書かれているのではなく
あくまで情景描写のみだけでドラマのように進行する。
で、舞台となる場所は3ヶ所
・女の仕事場であるステージ+楽屋
・駅(回想)
・教会
無駄の無い言葉を選んでいるので、聞いている人に的確に絵が浮かぶ。

さらにこの無駄の無い歌詞に絶妙に切れの良いメロディが付いている。
例えば1番
「幕が」は「まくーが」と伸ばす事によって幕が開くのを表現し
「黒い縁取り」も「くーろーいー」でぐるりと葉書の縁を黒い線が走って行く。
「あれは3年前」から場面転換でテンポが変わる、ホームで走る男と汽車のテンポ。
実にドラマチックな回想から戻ってきて静かな教会の場面へ。
聞けば聞くほど関心する。

ただ、45歳にもなって未だに分からないのは「恋の歌うたう私に」と「とどいた」の間が無い事。
ここを聞いてると何故か居心地が悪い。
「いつも」と違う出来事が起こる事を表現したかったんだろうか。
どう思う?
posted by tom at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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