2015年01月24日

「リベリオン」(2002・米)

〜〜第三次世界大戦後のとある国では国民全員に感情の起伏を押さえる薬を投与して管理していた。
そこで取り締まり役人であった男が、友人の死がきっかけで、薬の投与をやめてみると....〜〜


「1984年」を筆頭とする管理社会からの脱脚物語の系列で、大きな顔がプロパガンダるモニタ、感情を抑制する薬、鍵十字のようなマーク、整然と机が並ぶオフィス、禁書狩り、黒い武装の警備隊。どれも見た事のあるものばかり。散々使われているディストピアモチーフなのでトーンさえ統一すれば、映像的にしくじる事はないだろう。

ガンカタ、この映画の魅力はガンカタにつきる。
彼等の世界に存在する最強の戦闘術。
ガンアクションにカンフーを足したようなもので、手をクルクル振り回している間も両手に持っているガンから弾が無制限に出て辺りの敵を次々と倒してしまうのだ。
直立したままシェーの格好でガンを撃っている姿は大爆笑、数あるガンアクション映画の中でもあれは凄いよねとニヤニヤされる映画となった。

ただし、名作となり得ない理由も明白。
敵のボスが全然魅力的でない事だ。もっさりしていて、強そうに見えない。敵の背景がなく、ただただ支配欲に徹している部分はすがすがしいほど薄っぺらい。ヤンジャンぐらいで連載してる漫画を読んでるようだ。
加えてヒロインとまではいかないものの、物語の大事な位置付けである知人の恋人が、失礼を承知で言うと団地のオバハンのようである。チャンベーにギャラを払い過ぎて予算が足りなくなったか、監督の幼馴染だったのだろうと思う事にした。
posted by tom at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック