2017年03月26日

Everyday Everyday Everyday I Read Books

数ヶ月前にカバンを新調してから通勤読書をしていない。
というか、最近電車では寝るか、物語を書いてるかのどちらかである。(時々映画も見る)
今のカバンは弁当と財布を入れるともう何も入らない。いや、財布がお札でパンパンなのではなく単にカバン自体が小さいのだ。
だから、いまだに大人買いした乾石智子のハードカバーが読めていない。
これは楽しみにとっているので慌てていないのだが、それにしても活字離れが激しい。
最近まったく言葉が浮かんでこない瞬間が多くて、仕事でメールを打つときにも無駄に時間がかかっているのは、読書してないのが原因だと思う。

乾石智子のオーリエラントシリーズを読むと、「豊穣」という言葉が浮かんでくるほどの至福な時間を過ごせる。好んで出てくる入れ子状態の展開が丁寧な手織りの絨毯を眺めているような気分にさせてくれる。
新刊を買った時点ですぐさま読まずに、シリーズの初めから再読を始めた。
個人的には最初に読んだ2作目の「魔導師の月」が大好きで、いつ迄も物語がだらだらと続いて終わってほしくないと思うほど好きなのだが、再読が終わった時点で前のカバンが壊れ、それ以降読書が止まっている。

しかし、マッタク読書をしていないのかというとそうではない。
実はトイレに入っている時だけ読んでいる本がある。正確に言うと本ではない。
トイレにiPodを持って入ってしまった時だけ読んでいる、iPodのアプリに入った青空文庫
リーダーアプリに入った海野十三作「海野十三敗戦日記」だ。
物語でもない、日記である。
実は年末から読んで未だに終わっていない。
このトイレで他人の日記を数日分だけ読むのが、なぜか面白い。
慌てて進めないのが日記を楽しむコツである。
一瞬、数十年前の海野十三が書いた月日と同じ月日になった時は、少しドキドキもした。
自分は平和な日本のトイレでぼんやり日記を読んでいるが、彼はその日も防空壕に入っていた。
そろそろ3月も終わりだが、日記の中は5月、まだ玉砕放送には至っていない。
これも読み終わりたくない読書のひとつである。
内容が好きというのではなく、この奇妙な読書を終えたくない気分。

先日環境フェアでリサイクル図書(図書館で不要になった本を地域の方に無料配布)を頂いてきた中で山田風太郎の「人間臨終図鑑」3冊がある。これが「敗戦日記」が終わった次にトイレで読むには最適な内容かと思ったが、残念、面白すぎてどんどん読んでしまう。これはトイレ向きではない。
こういう、トイレで読むのに最適な、適度な読書はないだろうか?
やはり日記がベストかなぁ...。

追記:
日記で思い出したが、お気に入りだったTwitterの人が半年以上更新してなくて、それでも時々のぞいて過去記事なんか読んでいたら、先日からツイートを再開。なんでもボヤだして転居したとのこと。
不謹慎だけど、ひそかにブックマーク外さなかった自分を褒めてやりたくもなったり...
とにかく嬉しいことにはかわりない。
posted by tom at 23:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 お元気そうでなにより
 ひさしぶりにフェイスブックみたらアカウント消しちゃったのかな?
 こちら来たら更新していたのでほっとしました。
 私は昨年、異動になって新しい職場で一年間係長やってました。今年もそのままです。
Posted by 佐藤さえ at 2017年03月28日 20:57
 肝心のご用事書かないで送信してしまった。
「マイルズの旅路」を読んでいて、とても面白いので、トムさん感想書いてるかな?と見に来たのでした。
 私はまだ読み終わってないので、まだ感想アップしていません。
 帯には最終話とあったので、ちょっとドキドキしてます。本当に終わっちゃうのかな。
Posted by 佐藤さえ at 2017年03月28日 21:05
「マイルズの旅路」面白いのかぁ。
実は「大尉の盟約」も読んでないのでそろそろ買いますわ。
初期の方が傑作ぞろいなのでフィアンセが出てきた頃からマイルズよ、少しこじんまりしたんじゃないの?と思ってて...。
ちなみに、漫画化したいのは「無限の境界」
映画化するなら、マイルズ役はマーティン・フリーマンかイライジャ・ウッドですかな。
Posted by とむ at 2017年04月01日 21:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/448415108

この記事へのトラックバック