2015年01月24日

「リベリオン」(2002・米)

〜〜第三次世界大戦後のとある国では国民全員に感情の起伏を押さえる薬を投与して管理していた。
そこで取り締まり役人であった男が、友人の死がきっかけで、薬の投与をやめてみると....〜〜


「1984年」を筆頭とする管理社会からの脱脚物語の系列で、大きな顔がプロパガンダるモニタ、感情を抑制する薬、鍵十字のようなマーク、整然と机が並ぶオフィス、禁書狩り、黒い武装の警備隊。どれも見た事のあるものばかり。散々使われているディストピアモチーフなのでトーンさえ統一すれば、映像的にしくじる事はないだろう。
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posted by tom at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジュリー&ジュリア(2009米)


「この物語は2つの実話に基づいている」というツカミはあたりまえだが面白い。
その昔ジュリアという主婦が書いた仏料理本の中の500数種を
現代のジュリーが1年ですべて作ってみよう
という試みも面白い。
2人の人生を交互に描く方法も贅沢で面白い。
メリル・ストリープもおかしげな喋り方をするおばちゃん役(おそらくかなり物まねが入ってる)に徹しているし、エイミー・アダムスも仕草が可愛らしいお姉ちゃんだし。
しかし、なんだろうこの上滑り感。
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posted by tom at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「顔のない眼」(1959・仏)

ホラーやサスペンスがB級と言われるのはなんとも可笑しい。
思えば、初期の映画は「列車の到着」やメリエスの短編など、手品や奇術の系列にあったもので「驚かす」もしくは「怖がらせる」がメインだった。
そう考えるとホラーやサスペンスは映画のメインストリームに君臨しているべきなんだよね。

今回はネタバレ気味だよ。
〜〜交通事故で顔に重傷を負った医師の娘が湖に身を投げて自殺。
その後次々起こる金髪女性失踪事件。
実は例の医師が娘の顔を直そうと、偽造自殺を装って娘自身の身分を抹消し
秘書(実は妻)と組んで、女性を誘拐しては、その顔の皮を剥いで移植実験を行い続けていたのだ。〜〜


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posted by tom at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月05日

「イヴの総て」(1950・米)監督:ジョーゼフ・マンキーウィッツ

最近の自分は「映画好き」といいながら、テレビの野球観戦のついでに始まった映画を惰性で見てるそこいらのおっちゃんより見てる本数が少ない。
だから転職時の履歴書は趣味の欄に「他人が話す映画の話を聞く」と書いていた。
今年は例年より少しだけ多く映画を観たいと思ってます。
んでもってここでも時々参考にもならない感想をかくので、ヨロシク。

〜〜人気があるもののそろそろ熟年の域に達した舞台女優マーゴのところに舞台が好きな薄幸の娘イヴが転がり込む。イヴはマーゴに献身的で、彼女をとりまく脚本家、演出家にまで好かれる。しかしマーゴは次第に自分の人気が若いイヴに吸い取られるような違和感をおぼえ、彼女に恐怖する。〜〜続きを読む
posted by tom at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月09日

「チャンス」(1979米 監督:ハル・アシュビー)

「チャンス」を娘と観る。
館から出ずに庭師として生きて来たチャンスが、主人の死を機に外の世界に出る。
学が無い以上に精神的な欠如を持っているような彼の言動に、なぜか人々はもの凄い賢者だと間違えて…


今回観てカーソン・マッカラーズ「心は孤独な狩人」と同じ構図だとわかった。
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posted by tom at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供と観るFilm | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする